アンデルセン.『絵のない絵本』
2008.07.08 Tuesday | *OTHERS > BOOKS
読みたい本リストに従って、今のところは調子よく読書が進んでいます。ちょうどまとまった時間ができたのですが、外出先だったのでハートカバーを持ち歩くわけにもいかず、読んだのはアンデルセンの『絵のない絵本』でした。いきなり古典文学。
かなり有名な話なのでタイトルだけでも知っている、ていう人は多いと思います。私もそうだったのですが…いろいろあって、こういう類の本は一度くらい読んでおこうかなと思って購入。
というわけで若干ネタばれになるのでワンクッション。
かなり有名な話なのでタイトルだけでも知っている、ていう人は多いと思います。私もそうだったのですが…いろいろあって、こういう類の本は一度くらい読んでおこうかなと思って購入。
一人の貧しい絵描きの元に、夜空に浮かぶ月が今まで自分が観たことを語るというスタイル。そのため、第何話、という書き方ではなく「第*夜」という書き方になっています。計33夜。
月は毎夜世界を巡り、そこで目にした今は遠い過去の話、遠い国の話など、様々な物語を静かに、優しい言葉で絵描きの心に描きだしていきます。
というわけで若干ネタばれになるのでワンクッション。
基本的に各夜の話は多くても4ページにしかならない程度なので、さらさら読めてしまいます。紹介文でも書きましたが、全体的に「優しいなあ月は!」とか思ってしまうような、そんなあたたかみのある語り調になっています。さすがアンデルセン。
とりあえず読み返したいし特に好きな夜を思い出せる限り列挙。他のも好きだけど、他よりも「おおっ」て思ったものです。
1・2・9・10・11・14・15・16・17・19・22・25・26・27・28・31・33
思った以上に多いなあ。この本でどの話が好きかっていうのはものすごくその人の好みが出てくるんじゃないかと思いました。なので、これがおすすめ!というわけではありません。
個人的には、33夜で月自身も語っているように、子供の様子を語った話が特にあたたかみがあって、それでいてちょっと笑ってしまうようなところがあっていいなあと思います。
それに、ヨーロッパの歴史的な場面がメインの話とかは、そもそも世界史をよく知らないがためになかなか思い描くことができなかったというか…単に分かりやすい話が好きだと感じただけなのかもしれません。でも分かりやすいって大事だと思うので、そういう好みの持ち方でもいいんじゃないかなあとか。
なかなかゆっくり本を読める時間がない場合でも、それぞれの話が短いから、毎日寝る前に1話ずつ読むとか、そういう楽しみ方もできるのでおすすめです。





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